インスタの不正ログイン通知(心当たりのないログインを知らせるお知らせ)が届くと、ドキッとしますよね。この記事では、Instagramの公式ヘルプで確認できたことを中心に、通知の確かめ方と、偽の公式メールへの対処をやさしく解説します。



ちなみに、この記事を読むと、次のことがわかります。
- インスタの不正ログイン通知が届くしくみ(二段階認証をオンにしているとき)
- 心当たりのないログインを、公式の名前で確かめる方法
- 偽の公式メール(フィッシング)に出会ったときの、してはいけないこと
- ログインできなくなったときの、公式の入口
- 公式で確認できなかったこと(断定していないこと)
インスタの不正ログイン通知(二段階認証のアラート)とは?
インスタの不正ログイン通知は、公式ヘルプでは、二段階認証を設定しているときの「アラート」として案内されています。つまり、見たことのない端末やブラウザーから、誰かがあなたのアカウントにログインしようとすると、知らせが届くしくみです。


たとえば、ご近所さんが「留守のあいだに、見たことのない人が玄関の前に来ていたみたい」と教えてくれたら、驚きますよね。しかも、誰が、いつ、どこから来たのかが分かれば、落ち着いて判断できます。アラートも同じで、ログインしようとした端末と場所の情報が、あわせて表示されます。

さらに、公式ヘルプによると、アラートは[アクティビティ]のプッシュ通知か、アプリ内の通知として表示されます。また、そこから、ログインを承認するか、却下するかを、その場で決められます。
アラートが届いたときの、公式の手順
- 1. 届いたお知らせをタップする
- 2. ログインしようとした端末の種類と場所を確かめる
- 3. 自分の端末だと分かるなら、[承認する]をタップする
- 4. 心当たりがないなら、[許可しない]をタップして、画面の手順に従う
ただし、心当たりのないログインを却下したときは、現在のパスワードでのログインを防ぐために、パスワードのリセットを求められます。そのため、画面の手順に沿って、新しいパスワードに変えましょう。


ログインリクエストをオンにする(アプリの手順)
一方で、アラートを受け取るための設定も、公式に案内されています。
- 1. 右下の[プロフィール]→ 右上の[メニュー]をタップする
- 2. [セキュリティ]→[二段階認証]をタップする([Metaアカウント]→[ログインとセキュリティ]→[二段階認証]と表示される版もあります)
- 3. [その他の方法]から、[ログインリクエスト]の横の[切り替え]をタップする
なお、リクエストのお知らせを受け取るために、Instagramからのプッシュ通知をオンにする必要がある場合があります。
ちなみに、元の記事には、[お知らせ]の中の「認識できないログイン」という項目の説明がありました。しかし、この名前は、今回確認した公式ページでは見つかりませんでした。そのため、ここでは断定せず、公式の[ログインリクエスト]で書いています。
インスタの不正ログイン通知が来たら、ログインの場所を確認
次に、最近のログインを自分で確かめる方法です。公式ヘルプによると、最近ログインした端末のリストは、いつでも確認できます。(iPhoneの手順です)
- 1. 右下の[プロフィール]をタップする
- 2. 右上の[メニュー]をタップする
- 3. [Metaアカウント]→[ログインとセキュリティ]→[ログインの場所]の順にタップする
- 4. [ログイン中]で、今ログインしている端末を確かめる
- 5. 下にスクロールして、[他のログイン]から、心当たりのないログインを選び、[ログアウト]をタップする
さらに、[管理]で複数を選んだり、[すべて選択]でまとめてログアウトしたりすることもできます。そして、確定すると、選んだすべての端末から、すぐにログアウトされます。


ただし、「自分の場所から遠く離れていたら不正の可能性が高い」という言い方は、公式には書かれていません。公式の言い方は、「覚えのないもの」です。だから、場所の遠さだけで決めつけず、自分の記憶と照らし合わせてください。
また、公式の別のページには、[セキュリティ]→[ログインアクティビティ]という名前も残っています。ここでは、自分のログインなら[私です]→[承認]、覚えがなければ[私ではありません]を選び、パスワードを再設定する流れです。ただし、不明な端末からのログイン履歴がないと、この選択肢は表示されないことがあります。
インスタの不正ログイン通知は、パスワードリセットのメールと何がちがう?
ところで、リクエストしていないのに、パスワードのリセットメールが届くことがあります。公式ヘルプによると、このメールが届いても、必ずしもアカウントが不正アクセスされたとは限りません。


そして、公式によると、あなたのパスワードを知っている人か、このメールのログインリンクをクリックできる人しか、アカウントにはログインできません。たとえば、ご近所さんが間違えて、あなたの家の呼び鈴を押していったようなものです。つまり、押されただけでは、家に入られたわけではありません。
それでも心配なときは、パスワードをリセットして、二段階認証をオンにしておくと安心です。パスワードの変え方は、インスタのパスワード再設定の手順の記事で、くわしく解説しています。
インスタの不正ログイン通知を装った偽の公式メール(フィッシング)
一方で、怖いのは、不正ログインそのものだけではありません。Instagramを名乗る、にせのメールやメッセージにも、注意が必要です。公式ヘルプでは、これを「フィッシング」と呼んでいます。
公式によると、フィッシングとは、個人情報の入力を求める不審なメッセージやリンクを送って、第三者があなたのアカウントに入ろうとすることです。さらに、指示に従わないとアカウントをブロックしたり削除したりする、と書かれている場合もある、と説明されています。


たとえば、ご近所さんの名前を名乗る見知らぬ人が、玄関に来て「ちょっと鍵を見せて」と言ったとします。話がもっともらしくても、すぐには渡しませんよね。つまり、メールやDMでも、相手を名乗るだけでは、信用しないのが基本です。

なお、この記事では、安全のため、詐欺メールの具体的な文面や、リンク先の書き方は載せません。公式で確認できる「見分け方」と「対処」だけを、まとめます。
公式が案内している「してはいけないこと」
- お金を求めたり、ギフトを提示したり、アカウントの削除やブロックをほのめかしたりするメッセージは、信用しない
- Instagramを名乗る不審なメールやメッセージの、リンクや添付ファイルは、クリックしない
- パスワードなどの入力を求めるメッセージには、返信しない
- アカウントを守るために、二段階認証をオンにする


Instagramからのメールかどうかを確かめる
次に、メールが本物かどうかの確かめ方です。公式ヘルプによると、Instagramからのメールのドメインは、@mail.instagram.com のみです。つまり、受け取ったメールが、このドメインからのものでない場合は、フィッシング攻撃の可能性があります。その場合は、メール内のリンクや添付をクリックしないでください。



ただし、元の記事にあった「公式から、個人的なメールやDMが来ることはない」という説明は、公式ヘルプでは確認できませんでした。また、「設定の[セキュリティ]にある[Instagramからのメール]で確認できる」という画面の説明も、公式では見つかりませんでした。そのため、ここでは、公式で確認できた「ドメイン」で確かめる方法だけを書いています。
さらに、元の記事には、公式のメールアドレスを2つだけ挙げて、「それ以外はすべて偽物」と言い切る書き方がありました。しかし、公式の言い方は、ドメインが @mail.instagram.com かどうか、というところまでです。だから、ここでも、アドレスの名前までは断定しません。
不審なメールを受け取ったら、報告する
一方で、不審なメールを見つけたときの報告先も、公式に案内されています。
- 不審なメールは、いつでも phish@instagram.com に報告できる
- 報告したあとのメールは、リンクを開かずに、そっとしておく
ちなみに、2つ目は、公式の文章そのままではなく、安全のための一般的な注意です。
インスタの不正ログイン通知のあとで、リンクを開いてしまったら
もし、不審なリンクを開いて、ユーザーネームやパスワードを入力してしまったかも、と思ったら、あわてずに、できることから進めましょう。公式ヘルプによると、誤って入力した場合は、第三者がログインできる可能性があります。
- ログインできるなら、パスワードをリセットする
- 自分が所有していないすべての端末から、ログアウトする
- ログインできないなら、公式の「ログインできない場合」のページから進める


さらに、ログインできる場合に、公式が案内している対処は、次のとおりです。
- パスワードを変更する(または、パスワードのリセットメールを自分宛てに送る)
- 二段階認証をオンにする
- 登録の電話番号とメールアドレスが、正しいか確認する
- 不審なサードパーティアプリのアクセスを、無効にする
なお、メールにアクセスできる人は、Instagramにもアクセスできると思われるため、メールアカウントのパスワードも変えて、同じものを使わないよう、公式で案内されています。
インスタの不正ログイン通知で、ログインできないときの入口
一方で、すでにログインできないときは、デスクトップかモバイルのブラウザーで、instagram.com/hacked を開きます。公式ヘルプでは、ここから、アカウントを取り戻す手順が案内されています。
- 1. ログイン画面で、[パスワードを忘れた場合]をタップする
- 2. ユーザーネーム、メールアドレス、電話番号のいずれかを入力して、[ログインリンクを送信]をタップする
- 3. 人間であることを確かめるCAPTCHA認証を済ませて、[次へ]をタップする
- 4. 自分で[ログインリンクを送信]をタップした直後に届いた、メールまたはSMSのログインリンクだけを開いて、画面の指示に従う(メールの場合は、送信元のドメインが @mail.instagram.com かも確かめる)
なお、さきほどの「メールのリンクは開かない」は、身に覚えのない、不審なメールの話です。だから、自分で操作した直後に届いたログインリンクとは、分けて考えてください。迷うときは、メールのリンクではなく、自分でアプリや instagram.com/hacked を開いて進めましょう。ちなみに、この部分は、公式の文章そのままではなく、安全のための一般的な注意です。


そして、本人確認の方法も、公式に案内されています。写真を登録していないアカウントは、登録に使ったメールアドレスか電話番号と、端末の種類(iPhone、Android、iPadなど)を返信します。一方で、写真を登録しているアカウントは、さまざまな角度から撮った、セルフィー動画を求められます。


ところで、メールアドレスが変更されると、承認・取り消し用のメールが、2通届きます。つまり、心当たりのない変更なら、メールの[アカウントの安全を確保]で、元に戻せると公式に書かれています。ただし、押す前に、送信元のドメインが @mail.instagram.com かを確かめてください。迷うときは、メールのボタンは押さず、自分でアプリを開いて、パスワードの変更と[ログインの場所]の確認から進めましょう。ちなみに、この部分は、公式の文章そのままではなく、安全のための一般的な注意です。
さらに、ログインの流れや問い合わせ先は、インスタにログインできないときの問い合わせ方法の記事でも解説しています。また、乗っ取りが心配なときの全体像は、インスタの乗っ取りの対処法と予防策の記事も読んでみてください。
インスタの不正ログイン通知を防ぐ、3つの予防策
では、不正ログインそのものを防ぐ方法です。ご近所づきあいにたとえると、「玄関の鍵を見直す」「合鍵を渡さない」「怪しい訪問者を相手にしない」という順番です。
予防1 二段階認証をオンにする
まず、公式ヘルプによると、二段階認証は、アカウントをハッカーから守るための、最も効果的なステップです。つまり、玄関の鍵に、もうひとつ鍵を足すようなものです。
- 1. 右下の[プロフィール]→ 右上の[メニュー]をタップする
- 2. [Metaアカウント]→[ログインとセキュリティ]→[二段階認証]をタップする
- 3. 追加したい方法を選んで、画面の指示に沿って設定を進める
なお、方法は、認証アプリ(公式のおすすめ)か、SMSまたはWhatsAppです。また、スマホやメールが使えなくなったときのために、バックアップコードが用意されています。


予防2 パスワードを見直す
次に、パスワードです。公式ヘルプのアドバイスは、次のとおりです。
- 数字、文字、特殊文字を組み合わせて、6文字以上にする
- 名前、誕生日、住所、大切な人や子供の名前など、個人を特定できる情報は避ける
- 「password 1-2-3」のような、一般的すぎるものは避ける
- 他のアカウントで使ったことがない、固有のものにする
- 知らない人や、信頼できない人には、教えない


ちなみに、パスワードの具体的な作り方の例は、安全のため、この記事には載せません。
予防3 アプリにログイン情報を渡さない
さらに、信頼できないアプリには、ログイン情報を共有しないでください。たとえば、ご近所さんに「お手伝いしますから、合鍵をください」と言われても、渡しませんよね。ネットの世界でも、同じことです。くわしくは、インスタグラムビューワーのリスクと対策の記事も、読んでみてください。


インスタの不正ログイン通知(確認できなかったこと)のまとめ
ここまでの中で、公式ヘルプでは確認できなかったことを、もう一度整理します。そのため、次のことは、ここでは断定していません。
- 「公式から、個人的なメールやDMが来ることはない」という説明
- 設定の[セキュリティ]→[Instagramからのメール]で、公式メールを確認できるという画面
- 公式のメールアドレスが特定の2つだけで、それ以外はすべて偽物という言い方(公式の言い方は、ドメインが @mail.instagram.com かどうか)
- [お知らせ]の中の「認識できないログイン」という項目の名前
- [ログインに関するヘルプ][アカウントの特定][メールを送信]、メールの青い[ログイン]ボタン、セキュリティコードをSMSで受け取る手順
- コードを書いた紙を持って写る写真での、本人確認(現在の公式は、セルフィー動画)
- 不正ログインをする人の目的の分類、被害が急増しているという説明、ユーザー名を検索すれば誰でも不正ログインし放題という言い方
- 国際ロマンス詐欺などの、手口の説明
だから、確かなことが知りたいときは、公式ヘルプを見るのが一番です。

まとめ
今回は、インスタの不正ログイン通知について、公式ヘルプで確認できたことを整理しました。まず、要点をまとめます。
- 不正ログインの通知(アラート)は、二段階認証を設定しているときに、届くしくみとして案内されている
- 心当たりのないログインは、[承認する]ではなく、[許可しない]を選び、パスワードをリセットする
- 最近のログインは、[メニュー]→[Metaアカウント]→[ログインとセキュリティ]→[ログインの場所]で確かめられる
- 偽の公式メールのリンクや添付はクリックせず、パスワードを求めるメッセージには返信しない
- Instagramからのメールのドメインは @mail.instagram.com のみ。不審なメールは phish@instagram.com に報告できる
- ログインできないときは、instagram.com/hacked から進める




