インスタでタグる(ハッシュタグなどのキーワードで探すこと)が気になる方は、多いのではないでしょうか。そこで、この記事では、公式で確認できたことと、確認できなかったことを分けて、やさしく整理します。



ちなみに、この記事を読むと、次のことがわかります。
- 「タグる」が、公式の言葉ではないこと
- 検索のしかたと、見つけてもらうための公式の助言
- ハッシュタグは「たくさん」ではなく、最大5個であること
- 公式では確認できなかったこと
インスタでタグる(意味)は、公式の言葉ではない
まず、インスタでタグる(意味)についてです。元の記事は、「タグる」を、ハッシュタグ(#)で検索して、情報を得ることだと説明していました。しかし、この言葉は、Instagramの公式ヘルプにも公式ブログにも、見つかりませんでした。つまり、公式の言い方ではありません。
そのため、この記事では、ハッシュタグなどのキーワードで探すことを、「タグる」と呼ぶ人もいる、くらいの意味で使います。なお、言葉の由来や広まり方は、公式では確認できませんでした。


たとえば、ご近所で「あのお店、どこだっけ?」と聞くとき、お店の名前や近くの目印など、手がかりの言葉を伝えますよね。つまり、インスタの検索も、手がかりになる言葉(キーワード)で探すのが基本です。

また、公式ヘルプによると、Instagramでは、キーワードを使って、写真や動画、ハッシュタグ、アカウント、音源、タグ、場所を検索できます。さらに、ハッシュタグは、「#」の後にテキストまたは絵文字を続けて作ります。
インスタでタグる(やり方)は、[検索]から入力して絞り込む
では、インスタでタグる(やり方)です。基本の手順は、公式ヘルプのとおりです。ただし、絞り込みのくわしい説明は、インスタの検索候補をまとめた記事で整理しています。そのため、ここでは流れだけをお伝えします。
スマホでの検索の手順(iPhoneの表示)
- 1. 下部の[検索]をタップして、上部の検索バーで[検索]をタップする
- 2. 探したい言葉を入力して、キーボード右下の検索ボタンをタップする
- 3. 検索バーの下の[おすすめ][アカウント][音源][タグ][スポット][リール]で、結果を絞り込む
次に、パソコン(Instagram.com)の場合は、左側の[検索]をクリックして、左上の[検索]から入力します。そして、検索結果のリストから、アカウントやハッシュタグをクリックします。


元の記事の「3つの理由」は、公式の説明と分けて読む
次に、インスタでタグる(3つの理由)です。元の記事は、「ググるより選ばれる理由」として、信頼できる情報、リアルタイム、視覚的に見られる、の3つを挙げていました。しかし、この3つは、公式では確認できませんでした。つまり、筆者の考えです。そこで、公式で分かることと、分けて見ていきます。


「信頼できる」は、公式の並び順の説明に出てこない
まず、「友だちの情報だから、信頼できる」という考えです。たしかに、ママ友に「あのお店、よかったよ」と言われると、行ってみようと思いますよね。


なぜなら、公式の検索の説明に、「信頼性」という言葉は出てこないからです。Meta透明性センターによると、検索結果は、利用者にとって価値と関連性が高いと予測された順に、自動で決まります。さらに、アカウントの並びには、検索した人とのつながり(ソーシャルグラフ)も、判断材料の例に挙がっています。しかし、「信頼できるから上に出る」とは、書かれていません。
なお、判断材料の例は、インスタの検索候補をまとめた記事でも整理しているので、そちらも参考にしてください。
「リアルタイム」は、新しい順に届くとは書かれていない
次に、「インスタは、新しい投稿が時系列で入ってくる」という説明です。しかし、公式の説明は、少し違います。Instagram for Creatorsの2023年5月のブログによると、フィードは、利用者に合わせてパーソナライズされた、Instagram内のホーム画面です。しかも、フィードやストーリーズ、発見タブ、リールなど、場所ごとに、独自のアルゴリズムがあると説明されています。
また、ハッシュタグ検索の結果に出る投稿の順番は、公式ヘルプによると、投稿がシェアされたタイミングのほか、他の人のその投稿への反応の度合いなどが関わります。つまり、「いつも新しい順」とは、言い切れません。


「視覚的」は、写真や動画で探せる点が公式のとおり
最後に、「写真や動画で探せるから、分かりやすい」という考えです。公式ヘルプによると、検索では、写真や動画、リール、アカウントなどを探せます。そのため、写真や動画で探せる点は、公式の説明どおりです。
一方で、「文章より読みやすい」「ブログは疲れる」かどうかは、感じ方しだいです。公式には、そのような比較は、書かれていません。たとえば、スーパーのチラシは、写真つきだとパッと目に入りますが、細かい条件は、文字のほうが分かりやすいこともありますよね。


インスタでタグる(ググるとの関係)は、投稿が検索結果に出ることもある
ところで、元の記事は、「ググる」と「タグる」を、別々のものとして比べていました。ただし、公式ヘルプによると、次の条件をすべて満たすアカウントで、2020年1月1日以降に公開された投稿やリール動画の写真や動画は、GoogleやMicrosoft Bingなどの検索結果に出ることがあります。
- アカウント所有者が、現在18歳以上
- アカウントが、現在公開
- アカウントが、現在プロアカウント


なお、通常、Instagramは、検索エンジンに対して、利用者の写真や動画を登録しないようにリクエストしています。ただし、検索結果での表示の順番や、「ググるより見つかりやすい」かどうかは、公式では確認できませんでした。だから、「ググるより有利」とは、言えません。
インスタでタグる(仲間探し)は、ハッシュタグのページを見る形
次に、インスタでタグる(仲間探し)です。元の記事は、「#〇〇好きな人とつながりたい」や「#〇〇部」のようなハッシュタグで、同じ趣味の仲間を探せる、と書いていました。しかし、このようなハッシュタグが使われている、という説明は、公式では確認できませんでした。そのため、「これで仲間が見つかる」とは、言えません。
一方で、公式で確認できるのは、投稿に付いたハッシュタグをタップして、同じハッシュタグ付きの写真や動画のページを見られることです。つまり、同じ趣味のハッシュタグを見ながら、投稿を見ていく探し方はできます。
たとえば、井戸端会議で、同じ趣味の話が出ると、自然と話の輪が広がりますよね。ただし、投稿を見るだけでは、話の輪に入ったことにはなりません。コメントやメッセージをするときは、相手の気持ちを考えて、ていねいに進めましょう。


ハッシュタグのフォローは、いまも使えるか確認できなかった
また、元の記事は、ハッシュタグをフォローして、最新の投稿をチェックできる、と書いていました。確認すると、2018年3月21日の公式ブログに、2017年12月にハッシュタグのフォロー機能を導入した、という記載がありました。しかし、これは古い発表です。現在のヘルプセンターには、ハッシュタグをフォローする手順のページが、見つかりませんでした。
そのため、いまも同じように使えるかは、確認できません。だから、この記事では、手順を書きません。気になる方は、アプリに出ている画面を見て、確かめてください。


インスタでタグる(見つけてもらう)ための、公式の助言
ここからは、インスタでタグる(見つけてもらう)の話です。経営者の方にも、気になる所だと思います。結論から言うと、「これをすれば、必ず見つかる」という説明は、公式では見つかりませんでした。ただし、検索で見つけてもらうための助言は、公式にあります。


関連するキーワードは、自己紹介とキャプションに入れる
まず、2021年8月25日の公式ブログ(Instagram検索の詳しい仕組み)によると、見つけてもらうためのポイントは、次の3つです。
- 投稿の内容に関連した、ユーザーネームやプロフィール名にする
- 関連するキーワードや場所を、自己紹介に入れる(中小ビジネス用のアカウントは、場所を自己紹介で知らせると、地域内の人に見つけてもらいやすい、という説明)
- 関連するキーワードやハッシュタグは、コメントではなく、キャプションに入れる
さらに、2023年5月31日のInstagram for Creatorsのブログにも、似た助言があります。具体的には、コンテンツ、キャプション、自己紹介、ハッシュタグに、関連性の高いキーワードを含めましょう、という内容です。
たとえば、お店の看板に「何のお店か」と「どこにあるか」が書いてあると、通りがかったご近所さんも、「ああ、あの店ね」と分かりますよね。これは、公式の説明を、世間話にたとえたものです。実際の仕組みは、公式の説明で確認してください。

ただし、どちらも古い記事です。そのため、いまの画面や仕組みとは、違う可能性があります。しかも、Meta透明性センターで現在示されているのは、判断材料の「例」までです。つまり、「入れれば上位に出る」とは、言えません。


ちなみに、2018年の公式ブログには、自己紹介にハッシュタグや「@」を入れると、リンクになる、という説明もあります。ただし、古い記事なので、いまの画面で確かめてください。
さらに、2021年の公式ブログは、おすすめのガイドラインに違反しているアカウント、投稿、ハッシュタグは、検索結果に表示されにくくなっている、とも説明しています。だから、ルールの範囲で運用することが大切です。
なお、ユーザーネームやプロフィール名の見方と変え方は、アカウント確認の方法をまとめた記事で解説しています。また、運用のルールはアカウント運用の整理をした記事、お店のアカウントの考え方はビジネスアカウントの記事も参考になります。
インスタでタグる(ハッシュタグの数)は、たくさんではなく最大5個
次に、ハッシュタグの数です。元の記事は、「できるだけたくさんのハッシュタグをつけましょう」と書いていました。しかし、現在の公式ヘルプでは、1つの投稿に使えるタグは、最大5個です。しかも、6個以上にすると、コメントが投稿されません。つまり、「たくさん」は、公式と食い違っていました。


そこで、公式ヘルプで確認できた、ハッシュタグの決まりを整理します。
- アカウントが公開のとき、投稿にハッシュタグを付けると、該当する検索結果に表示される(非公開アカウントの投稿は、検索結果で公開されない)
- 数字は使える。スペースと、「$」や「%」などの特殊文字は使えない
- タグを付けられるのは、自分の投稿だけ
- 1つの投稿に使えるタグは、最大5個
なお、ハッシュタグの付け方は、ハッシュタグとタグ付けのルールを整理した記事で、くわしくまとめています。
また、元の記事にあった「Googleで検索するときの言葉を、ハッシュタグにする」「一般的でない言葉を使うと、目に留まる」という説明は、公式では確認できませんでした。そのため、効果は約束できません。ただし、「関連性の高いキーワード」という公式の助言に沿って、お客さんが探しそうな言葉を、生活の言葉で考える、という進め方はできます。
たとえば、ご近所さんに自分のお店を紹介するとき、あれもこれも並べるより、「何屋さんか」「どこにあるか」を短く伝えたほうが、伝わりやすいですよね。同じように、数を増やすより、お店に合う言葉を選ぶと考えると、分かりやすいです。



公式では確認できなかったことの整理
ここで、インスタでタグる(確認できなかったこと)を、あらためて整理します。そのため、次のことは、この記事では断定していません。
- 「タグる」という言葉の由来や、若い人の間で広まっているという話
- 10代で「タグる」人が「ググる」人より多い、という調査の数字(元の記事は、総務省の調査を引用)
- 「ググるより選ばれる3つの理由」(信頼できる情報、リアルタイム、視覚的)
- フィードに、新しい投稿が時系列で入ってくること
- 企業やCMが、「#〇〇をフォロー」と勧めるようになったこと
- ハッシュタグのフォローが、いまも同じように使えるか(手順も)
- 「#〇〇好きな人とつながりたい」「#〇〇部」のようなハッシュタグで、仲間が見つかること
- ハッシュタグを、できるだけたくさん付けると、見つけてもらいやすいこと(公式は、最大5個)
- Googleで検索する言葉や、一般的でない言葉を、ハッシュタグにすると、目に留まること
- 検索から、集客や売上につながること
なお、非公式のツールや裏技は、公式の方法ではないため、この記事では扱っていません。だから、確かなことが知りたいときは、公式ヘルプを見るのが一番です。


まとめ
今回は、インスタでタグる(意味とやり方)を、公式で確認できた範囲でお伝えしました。まず、要点を整理します。
- 「タグる」は、公式の言葉ではない。ハッシュタグなどのキーワードで探すことを、そう呼ぶ人もいる
- 検索は、[検索]から入力して、[おすすめ][アカウント][音源][タグ][スポット][リール]で絞り込める
- 「3つの理由」や「新しい順に届く」は、公式では確認できなかった
- 見つけてもらう公式の助言は、関連性の高いキーワードを、自己紹介・キャプション・ハッシュタグに入れること(2021年と2023年の発信)
- ハッシュタグは、たくさんではなく、1つの投稿に最大5個
- ハッシュタグのフォローは、現在の手順が確認できなかった






