インスタの人気投稿(元の記事が取り上げていた、検索結果の上のほうに出る投稿)と、ニュースの関係が気になる方は、多いのではないでしょうか。そこで、この記事では、公式で確認できたことと、確認できなかったことを分けて、やさしく整理します。



ちなみに、この記事を読むと、次のことがわかります。
- 人気投稿の並び順について、公式で分かること
- 元の記事の「9つの枠」や「保存数」が、公式では確認できなかったこと
- ニュースや誤情報について、公式が案内していること
- 気になる投稿を報告する手順
インスタの人気投稿(意味)は、公式の説明に出てこない
まず、インスタの人気投稿(意味)についてです。元の記事は、ハッシュタグ検索の最初の画面に出る「9つの枠」を、人気投稿と呼んでいました。しかし、「人気投稿」という名前や、その決まり方を説明した公式のページは、今回、見つかりませんでした。つまり、公式の言葉として確認できたわけではありません。


たとえば、ご近所で「あのお店、人気らしいよ」と聞いても、何を見てそう言うのかは、人によって違いますよね。つまり、「人気」の決め手は、聞く相手しだいで変わります。同じように、インスタの検索結果も、見る人に合わせて並ぶことがあります。

インスタの人気投稿(並び順)は、公式の要素まで分かる
では、公式で分かる並び順です。公式ヘルプによると、ハッシュタグ検索の結果に出る投稿の順番には、次の要素が関わります。
- 投稿がシェアされたタイミング
- 他の人のその投稿への、エンゲージメント(反応)の度合い
- Metaのおすすめ対象のガイドラインを満たしているか
ただし、これらは「並びに関わる要素」の説明までです。そのため、「これを満たせば人気投稿に入る」とは、言えません。なお、検索結果の並び方のくわしい考え方は、インスタの検索候補をまとめた記事で整理しています。


さらに、元の記事にあった「トップ」と「最近」の2つのタブという呼び方も、今回確認した公式ページには、見つかりませんでした。一方で、公式の検索画面の絞り込みは、[おすすめ][アカウント][音源][タグ][スポット][リール]です。
インスタの人気投稿(9つの枠)は、公式では確認できなかった
次に、インスタの人気投稿(9つの枠)です。元の記事は、「9つの枠に入ると、フォロワーやいいねが確実に増える」「企業なら売り上げが上がる」と書いていました。しかし、この説明は、公式では確認できませんでした。むしろ、公式は、投稿がいつも同じ数の人に届くとは限らず、届く数を予想するのは難しい、と説明しています。


また、インスタで買い物をした人の割合や、衝動買いの割合を示す数字も、元の記事にありました。ただし、出どころが分からないため、この記事では書きません。なお、いいね数の考え方は、インスタのいいね数をまとめた記事も参考になります。
「ビッグ・ミドル・スモール」の件数の分け方は、公式にない
さらに、元の記事は、ハッシュタグを投稿の件数で「ビッグ」「ミドル」「スモール」に分けて、「ミドルから狙う」と勧めていました。しかし、この分け方も、件数の区切りも、公式では確認できませんでした。そのため、インスタの人気投稿(ミドルタグ)について、「ミドルから狙えば入りやすい」とは、言えません。


ただし、この数字は変わることがあります。そのため、使う前に、公式ヘルプで確かめてください。くわしい決まりは、ハッシュタグとタグ付けのルールを整理した記事でまとめています。
「似ていないと弾かれる」「保存数が多いほう」も確認できない
続いて、元の記事は、「投稿が似ていないと、人気投稿から弾かれる」「いいねが同じなら、保存数が多い投稿が選ばれやすい」とも書いていました。しかし、インスタの人気投稿(類似性と保存数)について、この2つは公式では確認できませんでした。
ちなみに、公式で分かるのは、保存のしかたです。保存した投稿は、自分だけが見られる場所に入ります。しかも、保存したことは、相手には分かりません。
- 1. 投稿の下の[保存]をタップする(リール動画は、[オプション]→[保存])
- 2. 保存した投稿を見るときは、[プロフィール]→右上の[メニュー]→[Instagramの利用方法]の下の[保存済み]をタップする
また、公式が「保存」にふれているのは、フィードの並びの判断材料や、おすすめの判断材料の例です。ただし、検索の人気投稿に、保存数が使われるかどうかは、確認できませんでした。


リールの長さは、元の記事の説明と違っている
ところで、元の記事は、リールを「最長15秒」と説明していました。しかし、現在の公式ヘルプでは、リール動画は最大20分まで撮影・編集できます。ただし、3分を超えるリール動画は、新しいオーディエンスにはおすすめされない、とも書かれています。つまり、15秒は、古い情報です。
なお、リールが始まった年月は、今回、公式では確認できませんでした。リールの使い方は、リールの使い方の記事で解説しています。


インスタの人気投稿(ニュース)は、「関連付ければウケる」と書かれていない
次に、インスタの人気投稿(ニュース)の話です。元の記事は、「ニュースと関連付けると、時代に合って投稿がウケる」と書いていました。しかし、この説明は、公式では確認できませんでした。つまり、ニュースを入れれば人気になる、とは言えません。


たとえば、ご近所の世間話では、ニュースの話をきっかけに盛り上がることがありますよね。しかし、盛り上がった話が、ほかの場所でも同じように喜ばれるとは限りません。つまり、話題と反応の関係は、公式の説明ではなく、ひとつの考え方です。

ニュースの話題が多すぎると、疲れてしまうことも
ところで、元の記事には、「情報の波にのまれないよう、整理して発信する」という話がありました。この考え方を説明した公式のページは、見つかりませんでした。ただし、一般的な注意としては、分かりやすい考え方です。


たとえば、井戸端会議で、うわさ話が次々に出てくると、聞くだけで疲れてしまいますよね。つまり、発信する側も、あれもこれも伝えるより、ひとつに絞ったほうが、相手に届きやすいかもしれません。ただし、これは一般的なたとえで、効果は約束できません。
元の記事の「ニュース」は、身近な出来事も含んでいた
一方で、元の記事は、ニュースを「まだ知られていない、新しい出来事のお知らせ」と説明していました。そのため、結婚や昇進のような身近な出来事も、ニュースにあたる、という考え方です。


さらに、元の記事には、「話題になりそうなことを先読みして発信する」「インスタで話題になったことが、ニュースになる」という説明もありました。しかし、これらも、公式では確認できませんでした。だから、この記事では、効果があるとは書きません。
ストーリーズでシェアするときの条件と注意
ところで、元の記事は、気になるニュースを、ストーリーズでシェアする楽しみ方も紹介していました。まず、ストーリーズは、24時間で消えます(ハイライトに追加した場合を除きます)。次に、他の人の投稿をストーリーズにシェアできるのは、相手が公開アカウントで、再シェアを許可している場合だけです。
一方で、ニュース記事のスクリーンショットを載せることについての公式の説明は、今回、確認できませんでした。しかも、記事の画像や文章の権利は、元の報道機関や書き手にある場合があります。そのため、載せる前に、元の記事の権利に注意してください。(これは一般的な注意です。)
ここで、手順の前に、ひとつ注意です。シェアしたストーリーズを見た人には、元の投稿者が分かります。また、シェアしたあとに取り消せるかどうかは、今回、確認していません。だから、相手の投稿かどうかと、中身を確かめてから、進めてください。
- 1. フィードの写真や動画の下の[シェア]をタップする
- 2. [ストーリーズに追加]をタップする
- 3. [次へ]をタップする
- 4. [シェア]をタップする
なお、写真をシェアする方法は、写真をシェアする方法の記事でも解説しています。
インスタの人気投稿(ニュース)で見たい、誤情報の公式の扱い
ここからが、今回の調べで、公式でいちばん確認できた所です。元の記事は、ニュースを「投稿のネタ」として扱っていました。一方で、公式のヘルプには、虚偽の情報への対応が、くわしく書かれています。つまり、インスタの人気投稿(ニュース)を考えるときも、公式が呼びかけているのは、「ニュースを載せる」ことより、「内容を確かめる」ことです。なお、ニュースの内容が正しいかどうかは、この記事では判断しません。


虚偽や改変と判断された情報は、見つかりにくくなることがある
まず、公式ヘルプによると、Instagramは、テクノロジーとコミュニティからのフィードバックの両方を使って、虚偽の情報が含まれる可能性のある投稿を見つけています。さらに、世界各地の第三者ファクトチェッカーと連携して、審査や分類もしています。
そして、第三者ファクトチェッカーが、虚偽・改変・背景情報が不十分と判断した内容には、次のような対応があります(米国以外の説明です)。
- [発見]タブとハッシュタグのページから除外して、検索されにくくする
- フィードやストーリーズでの表示を、少なくする
- 投稿に、虚偽の情報の警告ラベルを付ける
- おすすめには、表示しない
つまり、検索で見つかりにくくなる場合があります。ただし、日本でいま、どの団体がどのように審査しているかは、今回、確認できませんでした。しかも、公式の案内では、米国では、第三者ファクトチェックを終了して、「コミュニティノート」というしくみへ移る予定とされています。日本での扱いは、公式では確認できません。


政治や社会問題の話題は、フォロー外の人のおすすめに出にくい
また、ニュースには、政治や社会問題に近い話題もあります。公式ブログ(2024年2月9日、2025年に更新)によると、InstagramとThreadsでは、フォローしていないアカウントの政治的コンテンツ(法律、選挙、社会問題に関連する可能性のあるもの)を、おすすめで積極的に表示しないようにしています。一方で、フォローしているアカウントのコンテンツの見え方は、変わらないと説明されています。
ただし、検索への影響は、今回の公式ページでは確認できませんでした。そのため、「政治の話題は、検索でも出にくい」とは、言えません。なお、この記事は、どの意見が正しいかを判断するものではありません。
見分けるヒントは、公式のページにある
では、どう確かめればよいのでしょうか。公式ヘルプ(虚偽の情報を見分けるためのヒント)には、次のような考え方が挙がっています。
- 写真をうのみにしない(加工された画像や、無関係の写真のことがある)
- 見出しだけで判断しない
- ソース(情報の出どころ)を調べる
- 誤字脱字や、レイアウトの崩れなど、不自然な見た目に注意する
- 日付を調べる
- 証拠が示されているか確認する(証拠が足りない場合や、匿名の専門家の発言だけに基づく場合は、虚偽の可能性がある)
- ジョークではないか、見きわめる
- 意図的に虚偽の情報を投稿している可能性も、考える
そして、信頼できると判断した投稿だけをシェアするよう、案内されています。


たとえば、ご近所で「あのスーパー、明日で閉まるらしいよ」と聞いたら、まず、お店の貼り紙や公式の案内で確かめますよね。つまり、ニュースも、聞いた話をそのまま広めず、出どころを確かめてから伝えるのが基本です。

インスタの人気投稿(ニュース)を報告する前に、確認したい3つのこと
先に、大事な注意です。このあと、気になる投稿を報告する手順を紹介します。そのため、押す前に、次の3つを確認してください。
- 報告したあとに取り消せるかどうかは、今回確認した公式ページでは、分かりませんでした。だから、投稿とアカウントを間違えていないか、画面で確かめてから進める
- 報告したからといって、その投稿が虚偽と判断されるとは限りません。自分で決めつけず、気になったときに使う(これは一般的な注意です)
- 投稿のリンク先や、報告の画面を装ったページで、パスワードやカード番号などの個人情報を入力しない(これは一般的な注意です)
ちなみに、公式ヘルプによると、報告は匿名です(知的財産権侵害の報告を除きます)。


虚偽の情報の報告のしかた(iPhoneとパソコン)
では、手順です。まず、iPhoneの表示の流れです。
- 1. 報告したい投稿の右上にある[オプション]をタップする
- 2. [報告]をタップする
- 3. 下へスクロールして、[虚偽の情報]をタップする
- 4. オプションを選び、メッセージが表示されたら、[送信]または[完了]をタップする
次に、パソコン(Instagram.com)の場合は、投稿の上にある[オプション]→[報告]→[虚偽の情報]の順にクリックします。なお、公式ヘルプには、ストーリーズ用の見出しもありますが、ストーリーズの別の手順は、今回、確認できませんでした。


元の記事の「インスタグラマーの紹介」は、この記事では載せない
最後に、インスタの人気投稿(インスタグラマー)に関する話です。元の記事は、ニュースをテーマに投稿している人たちを、名前やフォロワー数つきで紹介していました。しかし、この記事では、個人の名前やアカウントは紹介しません。なぜなら、フォロワー数などは日々変わりますし、公式でも確認できないからです。
また、「インスタグラマー」を「フォロワー1万人以上の人」とする説明や、「人気投稿を狙うには、自分の個性を足す」という説明も、公式では確認できませんでした。


なぜなら、公式のおすすめでは、他のソースからほとんど変更なく流用して、新しい価値が加わっていないコンテンツは、おすすめしないコンテンツに挙がっているからです。
インスタの人気投稿(確認できなかったこと)の整理
ここで、インスタの人気投稿(確認できなかったこと)を、あらためて整理します。そのため、次のことは、この記事では断定していません。
- 人気投稿に入る方法、「人気投稿」「トップ」「最近」という呼び方、「9つの枠」があること
- 人気投稿に入ると、フォロワーやいいねが確実に増えること、売り上げが上がること
- ハッシュタグを、投稿の件数で「ビッグ」「ミドル」「スモール」に分けることと、「ミドルから狙う」のがよいこと
- 投稿が似ていないと、人気投稿から弾かれること
- いいねが同じなら、保存数が多い投稿が選ばれやすいこと
- ニュースと関連付けると、投稿がウケること、話題を先読みして発信すると、話題になること
- インスタで話題になったことが、ニュースになるケースが増えていること
- ニュース記事のスクリーンショットを、ストーリーズでシェアすることについての、公式の説明
- 日本での、ファクトチェックの現在の運用(団体や、コミュニティノートの有無)
- 「インスタグラマー」の定義や、購入経験などの割合を示す数字
なお、非公式のツールや裏技は、公式の方法ではないため、この記事では扱っていません。だから、確かなことが知りたいときは、公式ヘルプを見るのが一番です。


インスタの人気投稿(ニュースとの関係)のまとめ
今回は、インスタの人気投稿(ニュースとの関係)を、公式で確認できた範囲でお伝えしました。まず、要点を整理します。
- 「人気投稿に入る条件」や「ニュースとの関係」を調べた公式の資料は、見つからなかった
- ハッシュタグ検索の並び順に関わる要素は、シェアのタイミング、他の人の反応、おすすめのガイドライン(公式ヘルプの説明)
- 「9つの枠」「ミドルタグ」「保存数が多いほう」などは、公式では確認できなかった。ハッシュタグは最大5個、リールは最大20分
- 虚偽や改変と判断された情報は、検索で見つかりにくくなる、表示が減る、ラベルが付くことがある(日本での運用は確認できなかった)
- 気になる投稿は、[オプション]→[報告]→[虚偽の情報]の順で報告できる。報告は匿名
- ニュースは、シェアする前に、出どころと日付を確かめる






