インスタのインサイト(Instagramに備わっている、アカウントの見え方を確かめる機能)について、公式で確認できた範囲だけを、やさしくまとめます。実は、元の記事は、いくつかの分析アプリを紹介する内容でした。しかし、この記事では、特定のアプリは取り上げません。そこで、標準のインサイトと、外部アプリを使うときの注意に、組み替えました。



なお、元の記事の「分析すれば、やることが明確になる」という言い方も、公式では確認できませんでした。つまり、インサイトは、見直すための材料です。ちなみに、この記事を読むと、次のことがわかります。
- 元の記事との違いと、効果を約束できない理由
- 標準のインサイトで見られる項目と、見方
- プロアカウントへの切り替えの注意と手順
- 外部アプリを使うときの、ログイン情報の注意と、連携アプリの削除
元の記事とこの記事の違いは、公式で分かる範囲まで
まず、元の記事の流れを、簡単に整理します。
- 写真で商品の特徴を伝えられる、というインスタの特徴
- ユーザー参加型の企画(プレゼント企画)の話
- ストーリーズでフォロワーとやり取りする話
- 分析アプリの紹介(機能や金額の比較)
このうち、公式で確認できたのは、標準のインサイト、プロアカウント、外部アプリを使うときの注意、プレゼント企画のルールです。一方で、アプリの機能、金額、比較、おすすめは、公式では確認できません。そのため、この記事には書きません。


たとえば、ご近所の立ち話で「あのお店、よかったよ」と聞いても、それはお店の公式の案内とは別の話ですよね。つまり、人から聞いた話は、ひとつの参考として受け止めて、確かめたいときは公式を見る、という進め方が安心です。

インスタのインサイト(使える条件と見られる項目)は、公式の説明まで
インスタのインサイト(使える条件)は、公開アカウント
まず、手順の前に、インスタのインサイト(使える条件)を確かめます。公式ヘルプによると、インサイトを確認するには、Instagramの公開アカウント(個人用またはプロアカウント)が必要です。つまり、非公開アカウントのままでは、この条件に当てはまりません。
また、見られる期間は、過去90日以内です。たとえば、過去7日、14日、30日、前月、90日などから選べるほか、期間を自分で決めることもできます。さらに、オーディエンスの利用者層のデータは、リーチしたアカウントまたはアクションを実行したアカウントが、100件を超えていることが条件です。


見られる項目は、公式の説明どおりに
次に、見られる項目です。公式のクリエイター向けページによると、アカウントのインサイトでは、閲覧数、エンゲージメント、フォロワー数などを通じて、成長をトラッキングできます。また、コンテンツのインサイトでは、個々の投稿の指標を確認できます。これは、どのようなコンテンツを増やしたほうがよいかを判断するのに役立つ、と説明されています。
- 閲覧数・エンゲージメント・フォロワー数など(アカウントのインサイト)
- 投稿ごとの指標(コンテンツのインサイト)
- フォロワーに関する情報と、フォロワーがオンラインの時間帯
- シェア数・コメント数・フォロー数(公式が、注目したい指標として挙げているもの)
- 特定の期間のパフォーマンス(カレンダーツール)
さらに、公式の説明では、シェア数は、コンテンツが価値や共感を呼んでいるかを示すもの、コメント数は、会話のきっかけになっているかを知る手がかり、フォロー数は、新しいオーディエンスにリーチしている目安とされています。ただし、「リーチ」という言葉そのものの定義は、今回の公式ページでは確認できませんでした。そのため、この記事では、細かく定義しません。


たとえば、ママ友の集まりで、みんなが集まりやすい時間に話しかけると、話が弾みますよね。同じように、公式のインサイトでは、フォロワーがオンラインの時間帯を見られます。しかし、その時間に投稿すれば反応が増える、とまでは、公式では確認できませんでした。つまり、時間帯は、考えるための材料のひとつです。
ところで、元の記事は、インサイトを「無料」で、「スマホからしか見られない」と説明していました。しかし、公式ヘルプのインサイトのページには、料金の記載がなく、手順もアプリの画面だけでした。そのため、無料かどうか、パソコンで見られるかどうかは、この記事では断定しません。
インスタのインサイト(見方の手順)は、アプリで
では、インスタのインサイト(見方)を、アプリで確かめます。ただし、手順の前に、ひとつ注意です。インサイトの画面は、あなたのアカウントの情報です。そのため、画面を人に見せたり、送ったりするときは、写っている内容を確かめてからにしましょう。(これは公式の文言ではなく、安全のための注意です。)
- 1. 右下の[プロフィール]をタップする
- 2. プロアカウントは[プロフェッショナルダッシュボード]をタップする(個人用は[ダッシュボード])
- 3. 出てこないときは、[その他]→[設定とアクティビティ]→[プロフェッショナル向け]の下の[インサイト]をタップする


インスタのインサイト(プロアカウント)への切り替えは、手順の前に注意
次に、インスタのインサイト(プロアカウント)への切り替えです。元の記事の分析アプリは、ビジネスアカウントと連携する話でした。そこで、切り替えのときの注意を、手順より先にまとめます。
- 個人用アカウントが非公開のときは、プロアカウントに切り替えると、公開になる
- プロアカウントは、非公開に設定できない
- 個人用に戻すと、広告を利用できなくなり、特定のツールにアクセスできなくなる可能性がある
- 個人用に戻したり、プロアカウントの種類を変えたりは、いつでもできる


たとえば、いつも門を閉めていた家が、ある日から門を開けて暮らすようなものです。つまり、公開に変わるということは、門が開く、ということです。ただし、これはたとえ話で、公式の言い方ではありません。

ちなみに、非公開の仕組みは、【鍵垢】インスタグラムの非公開アカウント!設定方法と注意点の記事で解説しています。また、個人用には、いつでも戻せると公式に案内されています。ただし、戻したあとに使えなくなる機能があるので、戻す前に、先に確かめましょう。
スマホ(アプリ)での手順
まず、公式によると、アプリでの手順は、次のとおりです。
- 1. [プロフィール]から、[その他]をタップする
- 2. [設定とアクティビティ]をタップする
- 3. [プロフェッショナル向け]の下の[アカウントの種類とツール]をタップする
- 4. [プロアカウントに切り替える]をタップする
- 5. [ビジネス]または[クリエイター]を選んで、画面の案内に沿って進める
パソコン(instagram.com)での手順
次に、パソコンでの手順です。
- 1. 左下の[その他]をクリックする
- 2. [設定]をクリックする
- 3. [プロフェッショナル向け]の下の[アカウントの種類とツール]をクリックする
- 4. [プロアカウントに切り替える]をクリックする
- 5. [クリエイター]または[ビジネス]を選んで、[次へ]をクリックする
- 6. カテゴリを選んで、[完了]をクリックする


ちなみに、ビジネスアカウントの考え方は、【最新】インスタグラムのビジネスアカウントを複数人で管理する方法の記事も、参考になります。また、予約投稿などの使い方は、PCからインスタグラムに複数投稿!必要な条件と投稿方法を解説の記事で紹介しています。なお、アカウント運用の全体は、インスタグラムで人気になるアカウントを運用するための3つのルールの記事で、公式の範囲で整理しています。
インスタのインサイト(外部の分析アプリ)を使うときは、ログイン情報が先
ここからは、インスタのインサイト(外部の分析アプリ)の話です。この記事では、特定のアプリの名前、機能、金額は書きません。また、比較や、おすすめもしません。なぜなら、公式のページでは、アプリごとの機能や安全性を、確認できなかったからです。そこで、公式で確認できた注意だけを、手順より先にまとめます。
- ログイン情報(ユーザーネームやパスワード)は、信頼できない人やアプリと、絶対に共有しない(公式)
- パスワードの入力を求められたら、自分で開いたアプリか、自分で入力した instagram.com かを確かめる(安全のための注意。公式の文言ではない)
- 連携したアプリは、使わなくなったら、自分で削除する
- 連携を削除しても、アプリ側に過去の情報が残っていることがある(公式)


たとえば、ご近所の人に家の合鍵を渡すとき、よく知らない人には、渡しませんよね。なぜなら、合鍵を渡すと、その人はいつでも家に入れるからです。つまり、インスタのパスワードも、同じように考えると分かりやすいです。ただし、これはたとえ話で、公式の言い方ではありません。

さらに、二段階認証は、公式が、アカウントを守るための最も効果的なステップとして案内しているものです。見覚えのない端末からログインしようとしたとき、コードが求められます。くわしくは、インスタグラムに潜む4つの危険性!安全に楽しむための対策も大公開の記事で解説しています。また、乗っ取りが心配なときは、インスタグラムのアカウントが乗っ取られた!その手口と対策を大公開の記事が参考になります。
インスタのインサイト(連携アプリの確認と削除)は、instagram.comで
次に、連携したアプリを確かめて、削除する手順です。ただし、押す前に、元に戻せるかを知っておきましょう。公式によると、削除すると、そのアプリは、Instagramを通じたあなたの非公開情報に、アクセスできなくなります。しかし、そのあとで、もう一度連携し直せるかどうかは、公式では確認できませんでした。そのため、使う予定のあるアプリは、削除の前に、よく考えてください。
では、instagram.comでの手順です。
- 1. 左下の[その他]をクリックする
- 2. [設定]をクリックする
- 3. [アプリとメディア]の下の[ウェブサイトのアクセス許可]をクリックする
- 4. [アプリとウェブサイト]をクリックして、[アクティブ]を選ぶ
- 5. 削除したいアプリの横の[削除]をクリックする
ところで、公式では、アプリの状態が3つに分かれています。それが、[アクティブ][期限切れ][削除済み]です。まず、[アクティブ]は、過去90日間に使ったとみなされるアプリで、共有した情報にいつでもアクセスできます。次に、[期限切れ]は、非公開の個人用アカウントで、90日間ログインしていないアプリの、非公開情報へのアクセス許可です。そして、[削除済み]は、公開情報にだけアクセスできる状態で、アプリ側に過去の情報が保存されていることもあります。


公式のAPIという仕組みもある
ところで、公式には、アプリがプロアカウントのデータにアクセスするための、「Instagramプラットフォーム」という仕組みがあります。Meta for Developersの説明によると、これは、プロアカウントのデータにアプリがアクセスできるようにする、APIのコレクションです。しかも、使える機能のひとつに、インサイトの取得も含まれています。
また、アプリが利用者のデータにアクセスする前には、利用者から、アクセス許可をリクエストする必要があります。さらに、自分が所有していないプロアカウントにサービスを提供するアプリには、アドバンスアクセスが必要で、アプリレビューとビジネス認証が条件とされています。


ちなみに、「いいね!」やフォロワーを提供するアプリは、分析アプリとは別の話です。公式ヘルプには、そのようなアプリを使ってはいけない理由のページもあります。
元の記事のほかの話は、公式で確認できた所だけ
プレゼント企画は、公式のルールが先
まず、手順の前に、注意です。公式のスパムに関するルールでは、「いいね!」やシェア、フォローなどのエンゲージメントと引き換えに、現金や金銭的価値のあるものをオファーすることが、禁止されています。また、プロモーションを合法的に運営する責任は、運営する人にあり、Instagramは、利用者によるプロモーションの運営を支援していません。


ところで、元の記事は、「2020年6月にガイドラインが改正された」「友人のアカウントが削除された」と書いていました。しかし、この2点は、公式では確認できませんでした。そのため、この記事では書きません。なお、くわしいルールは、【最新】インスタグラムプレゼント企画のルール改正を徹底解説の記事で、公式の範囲で整理しています。
ハッシュタグは、現在の公式で最大5個
ちなみに、元の記事は、ハッシュタグの付け方ひとつで、閲覧数が大きく変わる、と書いていました。しかし、その点は、公式では確認できませんでした。確認できたのは、1つの投稿に使えるタグが、最大5個ということです。くわしくは、インスタグラムはハッシュタグとタグ付けが決め手!ルールを徹底解説の記事で説明しています。


インスタのインサイト(確認できなかったこと)の整理
インスタのインサイト(全体)について、元の記事にあって、公式では確認できなかったことを、整理します。そのため、次のことは、この記事では断定していません。
- 特定の分析アプリの機能・金額・比較・おすすめ(アプリの名前も、この記事には書いていない)
- 分析すれば、時間帯・層・発信が明確になり、より効果的にできるということ
- インサイトが「無料」であること、スマホでしか見られない(パソコンでは見られない)こと
- 「リーチ」という言葉の、公式の定義
- 保存機能・コレクション機能・画像加工・海外への拡散ができること
- ハッシュタグの付け方ひとつで、閲覧数が大きく変わること
- 「2020年6月のガイドライン改正」と、友人のアカウントが削除された話
- ストーリーズのアンケートやクイズで、ファン化できること
- 鍵アカウントにすれば、おすすめユーザーに出なくなること
- 公式が認めた分析アプリの一覧
- 元の記事の登場人物の話(反応がよかった、など)


まとめ
今回は、インスタのインサイト(公式で確認できた範囲)を中心に、お伝えしました。まず、要点を整理します。
- 元の記事は分析アプリの紹介だったが、この記事では特定のアプリは取り上げず、公式で確認できる範囲に組み替えた
- 標準のインサイトは、公開アカウントで使える。アプリを使えば効率が上がる、成果が出る、とは約束できない
- 見られるのは、閲覧数・エンゲージメント・フォロワー数・投稿ごとの指標・フォロワーがオンラインの時間帯など
- プロアカウントに切り替えると、非公開は公開になる。非公開には設定できない
- ログイン情報は、信頼できない人やアプリと、絶対に共有しない。連携したアプリは、設定から確認して削除できる
- エンゲージメントと引き換えに金銭的価値のあるものを提供することは、公式で禁止されている





